
気がついたら30歳を超えて、人生31年目に入っていた。
20代最後の年は「しっかりと生き抜いていくぞ!」なんて意気込んでいたはずなのに、そのラインも、思っていたよりあっさり越えていた。
感覚的には、大学生の頃から何も変わっていない。いまだに『ベイブレード』を見ればワクワクするし、『プロポーズ大作戦』を見返しては、普通に泣く。
もう19年前の作品らしい。流石にビビる。
マジで今こそ「ハレルヤチャンス」と言いたいところだけど、妖精は出てこないし、現実は都合よく巻き戻ってもくれない。
だから、ここらへんで「寿命」というものに、少し真剣に向き合いたい。
時間は無限じゃない。
人生は、まだまだこれから。
ハレルヤは使えないけれど、未来を変えるチャンスはあるはず。
残り時間を明らかにしつつ、今後の生き方について考えていく。
残された時間は想像より少ないかもしれないぞ。
まずは「平均寿命」という名の安心感

「人生31年目、折り返し地点か?」
まだ先だよねと思い、実際あと何年残っているのかを調べてみた。
一般的なデータ(平均寿命)を見て、安心したい。
厚生労働省の「令和5年簡易生命表」によると、日本人の平均寿命は下記。
・男性: 81歳
・女性: 87歳
なるほど。今年31歳なのであと約50年。
半世紀もある。人生をもう1.5回くらい繰り返せる。
よかった、よかっt....
待って、80歳を超えて「今と同じように」生活できているのか?
「80歳でブルーアイズを召喚できるか」問題
重大な懸念が浮上する。
・遊戯王カードの、効果が書いてあるテキストはちゃんと読めるのか?
・ポケモンの新作が出たとして、環境についていける反射神経は残っているのか?
・フジロックで3日間キャンプ泊なんてできるのか?
平均寿命って、病院で管に繋がれて生きている期間も含まれているんじゃないか
その状態は「生きている」と言えるのか
え、そこから入れる保険あんの?
真の寿命「健康寿命」の確認

そこで見るべき数字が「健康寿命」
「介護などを必要とせず、自立して健康に生活できる期間」のことね。
公式データ(令和4年値)を確認すると
・男性: 72.68歳
・女性: 75.38歳
おいおいおい、だいぶ縮んだぞ。 平均寿命(81歳)と比べると約9年も短い。
ワールドカップ2回分以上の時間が消滅している。
しかもあくまで「平均」。
不摂生な私だともっと早いホイッスルが待っているんじゃないか?
アディショナルタイムある?VAR導入している?
iDeCoと胃もたれ問題
さらに、現実を見ていく。
老後の味方といえば「iDeCo(確定拠出年金)」。
受け取れるようになるのは、原則60歳。
※掛金拠出から10年経過していた場合
60歳から受け取り始めて、健康寿命まで残りたったの12年。
老後のために必死で積み立てたお金をその期間で使い切れってことか?
しかも、その年齢で本当に豪遊できるのか?
海外旅行や食事を楽しめるのか。
いや、無理。31歳の今ですら、2時間以上のフライトはきつい。
カルビや大トロを食べるとしっかり胃もたれする。
60代過ぎたら美味しく食べられる自信がない。
「じゃあ、孫に使えばいいか」と思いかけたけど、まだ独身だし、子どももいない。
意味なく焦っても仕方はない
「老後のため」と思って我慢している今の楽しみは、本当に老後に楽しめるものなのだろうか。
寿命はあくまで平均だし、個人差はある。 でも、ひとつだけ確かなことがある。
「お金を使う力(体力・消化力)」は、資産とは逆に、確実に落ちていく。
だからこそ「時間の使い方」と「お金の使い方」をもう一度考え直す必要がある気がする。
残り時間を「見える化」する

31歳の今から、健康寿命とされる72歳(男性)まで、残り時間は、あと 41年。
まだ、倍以上あるので、人生まだまだこれから感もある。
ただ、長すぎてピンとこない。 だから、単位を変えてみる。
「月」に直してみる
41年 × 12ヶ月 = 492ヶ月
492回。給料日が、あと492回来たら健康ライフは終了。
月額サブスクの支払いも、あと492回。
結構期間がある気がしてきた。
「日」に直してみる
41年 × 365日 = 約14,965日
え?もう1万5,000日を切ってる?
1日=1円だとしたら、 財布にはもう1万5,000円しか入っていないことになるのか。
「1万5,000円」って、 もらったら嬉しいけど、使おうとすると飲み会3回分で一瞬で消える金額だぞ。
急に心細くなってきた。 1年って、実はめちゃくちゃ短いんじゃないか。
「時間」に直してみる
14,965日 × 24時間 = 約 359,160時間
約36万時間。ここから分や秒にしても桁が増えてイメージしずらいので時間で止めておく。
桁が増えたけど、36時間って増えた感じが全くしない。
なんか急に、時間が惜しくなってきた。
自由時間の「最終残高」

「あと41年(36万時間)」が自由に使えるわけではない。
でも、睡眠と労働を差し引かないと「自由に使える時間」は分からない
現実は容赦ない。確認していこう。
【前提条件】
・睡眠: 8時間(健康維持のため)
・生活: 2時間(風呂、食事、家事など)
※これで1日10時間は固定で消える。
【平日の現実】
・仕事・通勤: 10時間
・自由時間 : 4時間 (24h - 睡眠8h - 仕事10h - 生活2h = 4h)
【休日の現実】 年間休日120日(土日祝)
・自由時間: 14時間 (24h - 睡眠8h - 生活2h = 14h)
41年分の合計を出してみる
ということで、31歳から72歳までの41年間で、自由に使える時間の総量を計算する。
・平日(働く日): 約10,000日
10,000日 × 4時間 = 40,000時間
・土日祝(休みの日): 約5,000日
5,000日 × 14時間 = 70,000時間
合計自由時間: 110,000時間(11万時間)
さっきまで「36万時間」あったはずだぞ?
半分以上、いや3分の2が消滅しているんだけど。 マジ?
年数に戻してみよう
「11万時間」と言われてもピンとこない。 これを「日数」と「年数」に戻してみる。
- 110,000時間 ÷ 24時間 = 約 4,583日
- 4,583日 ÷ 365日 = 約 12.5年
41年あると思っていた人生の持ち時間は、 実質「12年半」しか残っていない。
41年のうち、約28. 5年分は「寝る、働く、風呂・家事」だけで消える。
名目寿命: あと41年
実質寿命: あと12.5年
あなたの「実質寿命」早見表
「俺はまだ25歳だから大丈夫」と思ったそこのあなた。
「もう40歳だから手遅れか?」と思ったあなた。
全員に当てはまるように、年齢別の「実質寿命(自由に使える残り時間)」を計算してみた。 覚悟して見てほしい。
健康寿命(72歳)までの残り年数 × 年間自由時間(約2,660時間)
これを「24時間365日」で割って、年数に戻したもの
| あなたの年齢 | 健康寿命まで | 残された「実質的な自由時間」 |
| 20歳 | あと52年 | 15.8年 |
| 25歳 | あと47年 | 14.3年 |
| 30歳 | あと42年 | 12.8年 |
| 35歳 | あと37年 | 11.2年 |
| 40歳 | あと32年 | 9.7年 |
| 45歳 | あと27年 | 8.2年 |
| 50歳 | あと22年 | 6.7年 |
※年間自由時間2,660時間(休日120日×14時間+平日245日×4時間)
「0.3の法則」
なぜこんなに短いのか?
それは、「1年間生きても、自由時間は約0.3年分(約4ヶ月)しかないからになる。」
・1年のうち7割(約8ヶ月分)は、睡眠・仕事・家事で引かれる。
・1年のうち3割(約4ヶ月分)だけが自由に使える。
※もちろん、休日を増やしたり、睡眠時間を削ったりしたらもっと増える。
逆に残業をしたらそういうことだよ。
寿命は「あっという間」かもしれない

ここまで読んでくれてありがとう。
この記事を書くのに、大体4時間ほどかかった。
でも、あなたが読むのはたぶん3分もかからないと思う。
「私の4時間を、あなたの3分にする」
これぞ究極の時短だと思って受け取ってほしい。
まぁ、そんなことはいいし、もう前を向いていくしかない。
「体感時間」の謎
そう言っても、時間の進み方って不公平じゃない?
19時〜23時って一瞬で過ぎていくのに、仕事中の13時〜18時は時間の進みが遅い。
この2つが同じ長さだなんて信じられない。他にもあるぞ。
他にも、電車のアナウンス「両側のドアが開きます」と言われてから、片方が開いてから、もう片方が開くまでのあの数秒。なぜあんなに長く感じるんだろう。
先に開いた方から降りた方が早かったか?って思う新宿駅や渋谷駅ね。
他にも、エンドロール。
泣ける映画を見終わった後に 涙を拭きながら余韻に浸りたいのに、場内が明るくなるあのスピード。もう少しだけ余韻が欲しい。涙を拭う時間が欲しい。
始まるまでのCM・予告・注意事項があんなに長いのにな
残り時間11万時間、RPG1,100本分
嫌な時間は長く、幸せな時間は一瞬。
そんな体感時間のバグを抱えながら、私に残された自由時間は「約11万時間」
RPG(FFやドラクエなど)を1本クリアするのに約100時間かかるとする。
あと「1,100本」ゲームをクリアしたら、私の健康寿命は終わる。
「レイズ」や「ザオリク」などもない。
積みゲーしていたら気がついたら人生終わっているんじゃないか。
ダラダラとショート動画を見ている1時間や行きたくもない飲み会で愛想笑いしている2時間これが、どれだけ致命的な「命の浪費」か分かってくる。
「時は金なり」なんて嘘だ。お金は稼げば戻るが、カウントダウンは止まらない。
急に時間が惜しくなってきた。
人生は、ぼーっとしているとあっという間に終わるぞ。
危機感を煽りたいわけじゃない

散々「あと11万時間しかない」と書いてきたけれど
別に絶望させたいわけでも、不安で夜しか眠れなくさせたいわけでもない。
「今すぐ会社を辞めてFIREしよう!」なんて無責任なことを言うつもりもない。
(できたら最高だけど)
ただ、「知る前」と「知った後」で、生き方が少し変わるかもしれないそれくらいの話ね。
世界で唯一の平等
ただ、時間は平等。
収入には天と地ほどの差があるかもしれないし、生まれ育った環境も違うかもしれない。
嫌いな上司も、愛想が良い店員さんも学生時代、テスト監督で急にきて部員をピリつかせたあの顧問もそして、今これを読んでいるあなたも。
みんな等しく同じ「1秒」を刻んでいる。
誰にも奪えないし、誰にも増やせない。
「じゃあ、明日から意識高く生きろってこと?」
いや、そんなに肩肘張らなくてもいい。
ただ、「向き合う時間」を作ろう。という提案。
流れるように過ぎていく毎日に、「待った!」をかける。「今って健康寿命に見合っているか?」と考えるだけでもだいぶ違くない?
変えられないことに悩む時間はない
時間が大切だという考えがあれば少しは気が楽になる。
なぜ、こんなに考えているかというと、 去年、親父が死んだから。
人は死ぬときは死ぬ。どう足掻いても死ぬ。
分かっていたつもりだったけど、「あぁ、人生って本当に期限があるんだな」と突きつけられる。
ジタバタしても仕方ない。
変えられないことに悩み続けるほど、人生は長くない。
それは、社会だって同じこと。
期待して待っていても、世界は勝手に回っていくだけ。
選挙も近い。
前の選挙で「消費税なくします」とか「5万円配ります」とか言ってた気がするけど、結局生活の何が変わった? 次の選挙で何が変わる?
そういう話は、頭の良い人たちに任せておけばいい。
ジタバタしたって、消費税は下がらないし、寿命も伸びない。消費税よりも社会保険料を下げて欲しい。切実。
変わらないけど、変えてはいける

大体のタイムリミットが分かったから今後どうするか?ってことだけど
結論は「自分の周りの人とモノには優しくしよう」 これに尽きる。
世界平和とか知らんけど、周りの世界だけは平和にする。
親、恋人、ペット、たまごっち、Alexa。なによりも自分。
誰でもいい。
自分が「大事だ」と思う対象には、自分も含めて優しくする。無駄な時間を減らして、一人でゆっくりする時間を作る。
愛を叫ぶための、効率化

結局 何が言いたいの?愛を叫びたいのかって?
あながち間違いじゃないけれど、言ってしまえばこれは**「次回予告」**のようなものだ。
残された時間を「良い時間」にするために「限りなく無駄な時間」を減らす。
例えば
・SwitchBot でスマートホーム化して、
・ドラム式洗濯機 で干す時間を消して、
・食洗機 で皿洗いを放棄して、
・ノンフライヤーで調理時間を削る。
そのために「時短」ができるものは、積極的に取り入れていくのはどうか? という提案。
浮いた時間で、恋人と話したり、猫を撫でたり、推しの配信を見たり、自分を労ったりする。
私が生活を良くするガジェットを買い続ける理由で、自己紹介といった感じ。
ジタバタしても仕方ない。大事なものを大事にして、今年も生きていこう。
世界はそれを愛と呼ぶんだぜ?(M-1のめぞん、良かったね。)
