暮らし・同棲

30代の残り時間は「実質12年半」しかなかった話。

2026-01-27

30代の始まりと時間の流れ

気がついたら30歳を超えて、人生31年目に入っていた。20代最後の年は「しっかりと生き抜いていくぞ!」なんて意気込んでいたはずなのに、そのラインも思っていたよりあっさり越えていた。

感覚的には大学生の頃から何も変わっていない。いまだに『ベイブレード』を見ればワクワクするし、『プロポーズ大作戦』を見返しては普通に泣く。もう19年前の作品らしい。流石にビビる。

マジで今こそ「ハレルヤチャンス」と言いたいところだけど、妖精は出てこないし、現実は都合よく巻き戻ってもくれない。だから、ここらへんで「寿命」というものに、少し真剣に向き合いたい。時間は無限じゃない。

人生は、まだまだこれから。ハレルヤは使えないけれど、未来を変えるチャンスはあるはず。残り時間を明らかにしつつ、今後の生き方について考えていく。残された時間は想像より少ないかもしれないぞ。

まずは「平均寿命」という名の安心感

人生の折り返し地点を考える

「人生31年目、折り返し地点か?」 まだ先だよねと思い、実際あと何年残っているのかを調べてみた。一般的なデータ(平均寿命)を見て、まずは安心したい。

厚生労働省の「令和5年簡易生命表」によると、日本人の平均寿命は男性81歳、女性87歳。今年31歳なのであと約50年。半世紀もある。人生をもう1.5回くらい繰り返せる。よかった、よかっt....

待って。80歳を超えて「今と同じように」生活できているのか?重大な懸念が浮上する。

「80歳でブルーアイズを召喚できるか」問題

  • 遊戯王カードの、効果が書いてあるテキストはちゃんと読めるのか?
  • ポケモンの新作が出たとして、環境についていける反射神経は残っているのか?
  • フジロックで3日間キャンプ泊なんてできるのか?

平均寿命って、病院で管に繋がれて生きている期間も含まれているんじゃないか。その状態は「生きている」と言えるのか。え、そこから入れる保険あんの?

真の寿命「健康寿命」の確認

健康に動ける時間

そこで見るべき数字が「健康寿命」「介護などを必要とせず、自立して健康に生活できる期間」のことね。

公式データ(令和4年値)を確認すると、男性は72.68歳、女性は75.38歳。おいおいおい、だいぶ縮んだぞ。平均寿命と比べると約9年も短い。ワールドカップ2回分以上の時間が消滅している。

しかもあくまで「平均」。不摂生な私だともっと早いホイッスルが待っているんじゃないか?アディショナルタイムある?VAR導入している?

iDeCoと胃もたれ問題

さらに、現実を見ていく。老後の味方といえば「iDeCo(確定拠出年金)」。受け取れるようになるのは原則60歳。60歳から受け取り始めて、健康寿命まで残りたったの12年しかない。

老後のために必死で積み立てたお金をその期間で使い切れってことか?しかも、その年齢で本当に豪遊できるのか?海外旅行や食事を楽しめるのか。

いや、無理。31歳の今ですら2時間以上のフライトはきついし、カルビや大トロを食べるとしっかり胃もたれする。60代過ぎたら美味しく食べられる自信がない。「じゃあ、孫に使えばいいか」と思いかけたけど、まだ独身だし、子どももいない。

意味なく焦っても仕方ない

「老後のため」と思って我慢している今の楽しみは、本当に老後に楽しめるものなのだろうか。寿命はあくまで平均だし、個人差はある。でも、ひとつだけ確かなことがある。

「お金を使う力(体力・消化力)」は、資産とは逆に、確実に落ちていく。だからこそ「時間の使い方」と「お金の使い方」をもう一度考え直す必要がある気がする。

残り時間を「見える化」する

残り時間の見える化

31歳の今から、健康寿命とされる72歳まで、残り時間はあと41年。まだ倍以上あるので、人生これから感もある。ただ長すぎてピンとこないので、単位を変えてみる。

「月」と「日」に直してみる

  • 月に直すと: 41年 × 12ヶ月 = 492ヶ月
    (給料日が、あと492回来たら健康ライフは終了)
  • 日に直すと: 41年 × 365日 = 約14,965日

え?もう1万5,000日を切ってる?

1日=1円だとしたら、財布にはもう1万5,000円しか入っていないことになる。「1万5,000円」って、もらったら嬉しいけど、飲み会3回分で一瞬で消える金額だぞ。急に心細くなってきた。

自由時間の「最終残高」

自由時間の計算

「あと41年」が自由に使えるわけではない。睡眠と労働を差し引かないと、本当の「自由に使える時間」は見えてこない。現実は容赦ない。確認していこう。

【前提条件】

  • 睡眠: 8時間
  • 生活: 2時間(風呂、食事、家事)
  • 仕事(平日): 10時間(通勤含む)

計算すると、平日の自由時間はたったの4時間。休日は14時間。これを41年分合計すると、自由時間はたったの110,000時間(11万時間)だ。さっきまで36万時間あったはずなのに、3分の2が消滅した。

年数に戻すと衝撃の結果に

「11万時間」を年数に戻すと、驚きの事実が判明する。実質「12年半」しか残っていない。41年あると思っていた人生の持ち時間は、実質12年ちょっと。約28.5年分は「寝る、働く、家事」で消えるのだ。

名目寿命: あと41年
実質寿命: あと12.5年

あなたの「実質寿命」早見表

健康寿命(72歳)までの残り年数から、実質的な自由時間を計算してみた。覚悟して見てほしい。

あなたの年齢 健康寿命まで 残された実質自由時間
20歳 あと52年 15.8年
25歳 あと47年 14.3年
30歳 あと42年 12.8年
35歳 あと37年 11.2年
40歳 あと32年 9.7年
45歳 あと27年 8.2年
50歳 あと22年 6.7年

1年間生きても、自由時間は約0.3年分(約4ヶ月)しかない。これが「0.3の法則」だ。1年のうち7割は義務の時間で消えていく。

寿命は「あっという間」かもしれない

時間はあっという間に過ぎる

この記事を書くのに大体4時間ほどかかった。でも、あなたが読むのはたぶん3分もかからないと思う。「私の4時間を、あなたの3分にする」これぞ究極の時短だと思って受け取ってほしい。

私に残された自由時間は「約11万時間」。RPGを1本クリアするのに100時間かかるとすれば、あと1,100本ゲームをクリアしたら、私の健康寿命は終わる。レイズやザオリクはない。

ダラダラと動画を見ている1時間や、行きたくない飲み会で笑っている2時間。これがどれだけ致命的な「命の浪費」か。お金は稼げば戻るが、カウントダウンは止まらない。人生はぼーっとしていると、あっという間に終わるぞ。

危機感を煽りたいわけじゃない

危機感と向き合う

別に絶望させたいわけでも、不安で夜しか眠れなくさせたいわけでもない。「知る前」と「知った後」で、生き方が少し変わるかもしれない。それくらいの話。

時間は平等。嫌いな上司も、愛想が良い店員さんも、今これを読んでいるあなたも。みんな等しく同じ「1秒」を刻んでいる。ただ、「向き合う時間」を作ろう。流れるように過ぎていく毎日に、「待った!」をかけるだけでもだいぶ違わないだろうか。

変えられないことに悩む時間はない

去年、親父が死んだ。「あぁ、人生って本当に期限があるんだな」と突きつけられた。人は死ぬときは死ぬ。どう足掻いても死ぬ。だからこそ、変えられないことに悩み続けるほど人生は長くない。ジタバタしたって、消費税は下がらないし、寿命も延びない。

変わらないけど、変えてはいける

周りの人を大切にする

結論は「自分の周りの人とモノには優しくしよう」これに尽きる。世界平和とか知らんけど、周りの世界だけは平和にする。親、恋人、ペット、たまごっち、Alexa。なによりも自分。

自分が「大事だ」と思う対象には、自分も含めて優しくする。無駄な時間を減らして、一人でゆっくりする時間を作る。そのための「効率化」。

愛を叫ぶための、効率化

愛と効率化

これは「次回予告」のようなもの。残された時間を「良い時間」にするために「限りなく無駄な時間」を減らす。SwitchBotでスマートホーム化し、ドラム式洗濯機や食洗機に頼る。「時短」ができるものは積極的に取り入れていく。

浮いた時間で、恋人と話したり、猫を撫でたり、推しの配信を見たり、自分を労ったりする。これが、私が生活を良くするガジェットを買い続ける理由。大事なものを大事にして、今年も生きていこう。

世界はそれを愛と呼ぶんだぜ?

-暮らし・同棲

目次