改悪が続くクレジットカード事情を受けて、2024年にメインのクレジットカードを変更することにした。
色々と調べた結果を共有する。
結論としては、P-one Wizカード(Master)とリクルートカード(VISA)を新たに発行し、メインカードとして使うことに決めた。
これまで使っていたサブカード4枚は継続利用する予定。
複数のカードで利用額を分散するので年会費がかかるゴールドカード等は会費分の回収が難しいため、今回は年会費無料のカードを選ぶことにした。
今までの主役(メインカード)
今まで、JCB Wカードをメインで使用していたが、独自のポイント「Oki Dokiポイント」の改悪でクレジットカードに乗り換えることに決めた。
JCB Wカードは39歳以下なら年会費無料で作れるカードで、Amazon、セブンイレブン、スタバなどで高還元がウリだった。しかし、Oki Dokiポイントの変更先によって還元率が変動する点が煩わしく感じられた。
私はOki DokiポイントをJCBプレモカードにチャージし、そのチャージ分でAmazonギフトカードを購入して使っていたが、2024年9月以降、Amazonで利用できなくなった(再度使えるようになるかは不明)。
また、Amazonやセブンイレブンで高還元される他のカードがあること、ポイント交換先がなくなったこともあり、乗り換えを検討することにした。
あと、スタバでは一度も利用したことがなかった。
今までのサブカードは継続
ちなみに現在のサブカードは下記4枚のカード
①Amazon Prime Mastercard
主にAmazonでの購入に利用しているので、ポイントもそのままAmazonで利用している。
また、ブラックフライデーセール期間中はプライム会員特典で合計5%の還元率になる。
さらにMastercardなのでコストコでも使えるため便利。
①:実質年会費がかかる
Amazon Prime Mastercardはプライム会員しか申し込むことができないため、プライム年会費(5,900円(税込))がかかってしまう。
②:申込み時にプライム会員である必要がある
プライム会員でないと、Amazon Mastercardとしての申し込みができず、還元率が1%に落ちてしまう。
Amazon Prime Mastercard作成までの手引き
新規入会と利用で1万ポイントほどもらえることがあるので、大型セール開催時にチェックしてみるのもオススメ。
②楽天カード(JCB・Master)
楽天経済圏での利用を目的としたカード。主に楽天市場での専用カードとして使っている。
貯めたポイントは主に楽天証券で活用している。
5年前まではメインカードとして使っていたため、現在もJCBとMasterの2枚を所持している。
楽天カードはここから作成可能
③PayPayカード(JCB・VISA)
主にPayPay経済圏内であるヤフーショッピング(フリマ・ヤフオク)やソフトバンクの携帯代の支払いに使用している。
さらに、ファミペイでのチャージにもポイントが付与されるため、最近JCBで2枚目のカードを発行した。
ファミペイは楽天証券の積立NISAで利用しており、還元率は以下の通り。
- PayPayカードでファミペイにチャージ(1%)
- ファミペイで楽天ギフトカード(楽天キャッシュ)を購入(0.5%)
- 楽天キャッシュで投資信託の積立購入(0.5%)
貯めたポイントは自動でポイント運用設定しているが現在PayPay証券の開設も検討中。
また、PayPayにチャージ出来る&ファミペイへのチャージでもポイントが貯まる(JCBブランド限定)ので重宝している。
PayPayカードはアプリから登録したらOK
④Oliveカード(VISA)
主にセブンイレブンでタバコを購入する際に使用し、基本還元率9.5%を得るためのカード。また、三井住友銀行を給与振込口座として利用しているため、毎月200ポイントが自動的に貯まる。
このポイントとセブンイレブンで貯めたポイントをSBI証券で使用し、一株優待株(例: 上新、デンカ、いちごなど)を購入している。
さらに、Oliveカードはキャッシュカードとクレジットカードが一体型となっており、財布がかさばらないのも便利。
メインバンクが三井住友銀行なら作っておいて損はない。年間100万以上利用するとゴールドカードが永年無料なのも良いが、私はセブンイレブンでしか利用しないので諦めた。
以下紹介コード入力でお互い1,000円分もらえるのでよかったら
FF32452-5686805
⑤その他
他にも、稀に使うサブのサブカードとして、メルカードとエポスカードを所持している。簡単にその使用目的について。
メルカード
メルカリで購入した際にポイント還元率を上げるために使う。もし売上金が残っているなら、メルカードで後払い購入し、その後すぐに売上金で精算すれば、メルカード利用分のポイントももらえるのでお得。ただし、売上金がない場合は、基本的にメインカードで購入している。
メルカリヘビーユーザーポイントはコンビニ利用でも消化できるのでオススメ。
メルカード:アプリから登録したらOK
EPOSカード
マルコとマルオの日に10%オフで購入できる際に無印良品でのみ使用する。
無印良品週間とマルコとマルオの日が重なるタイミングは非常にお得なので、そのために所持している。東京だと、上野や吉祥寺のマルイで使えるので、次回3月に重なる日の可能性がありそう。
2024年は残念ながら1回しか重ならなかった気がする。
今はMUJIカードも検討中だが、EPOSカードで十分な気がしている。
作成は以下バナーから可能
以上、サブカードは基本的に専用の経済圏でのみ利用し、ポイントの使い方も簡単なものを選んでいるので、ポイント消化することに困ることはない。EPOS以外(マルコとマルオの日のみ持参)は一度登録したら持ち運ばなくてもいいので財布もいっぱいにならない。1枚か2枚を持っておくことをおすすめする。
クレジットカードと通販サイトはできるだけ絞ったほうが効率的
大手3社のネット通販サイトで利用するために、3枚のクレカを使っているわけだが、1社に絞った方がポイントも集約できるし、何も考えたくない人は年会費無料の楽天かペイペイカードだけで十分だと思う。とはいえ、ポイント還元よりも商品価格が安いほうが得ではある。どうしても1社に絞ることができなかった理由もあるので、その点も説明しておきたい。
通販サイトのメイン:Amazon
食品や服以外はほとんどネット通販で購入しており、その中でも約8~9割がAmazonでの買い物。プライム会員だから、翌日配送や定期便が便利で、楽天やヤフーショッピングよりも安いことが多い。これがAmazonの強み。プライム会員ならAmazonカードは持っておいたほうがいい。
通販サイトのサブ:楽天・Yahooショッピング
Amazonよりポイント還元とクーポンで安くなっていることがあるので価格比較のために利用するのが下記二点。
楽天
Amazonの大型セールが終わったタイミングで、楽天のセールが始まることが多いので、買い忘れたものを手に入れるのに便利。また、ポイント還元があるので、Amazonより安い商品も多い。欲しいものがあれば、Amazonと比べて購入がオススメ。あと、ふるさと納税系も良い
大事なのは相見積り
Yahooショッピング
楽天とヤフーだと、楽天の方が安いことが、貯まったポイントを購入時に使うことで、ポイント失効を防ぎつつ、費用を抑えられるのは非常に便利。(Yahooトラベルも同じ仕組みなので、年に1〜2回しか宿泊しない場合は、Yahooトラベルを使う方が良い。)
それでも、Yahooショッピングで他の2社より安い商品を見つけたのでそのために月1で利用している。
ちなみに、それは、ロイヤルカナンの猫フード
Amazonや楽天だと、1.5倍くらい高いので、ペットのご飯専用の通販だと思って利用している。
【2kg×2袋】ロイヤルカナン ブリティッシュショートヘアー (猫・キャット)[正規品] | ||||
|
もちろん、楽天カードを使ってAmazonやヤフーショッピングで支払いはできるものの、還元率が下がるため、各経済圏に適したクレジットカードを使った方が効率的。
ちなみに、Kindle(Amazon)、楽天Kobo、eBook(Yahoo)などの電子書籍もそれぞれのサイトで購入しているが、正直、これは1つのプラットフォームに絞った方が便利で効率的。これは後悔している。分けるとしたら、漫画は楽天、小説はKindleといったようにジャンルで分けるとオススメ。
少なくても、ハンターハンターの10巻までeBook、以降Kindleというような私みたいなことにはならないでほしい。
セールで安くなっているなら、完結したものを買おう。
ハンターハンターは完結しないからいいとかじゃない。
どうしてサブなのか
ネット通販は分かった。
ただ、カードを4枚持っているなら、どれかをメインにすれば良くないかと?と思っているかもしれないがサブがサブたる主な理由は下記2点。
- 特定の経済圏以外での利用は基本的に1%
- 交通系電子マネー(Suica、PASMO)のチャージがポイント還元対象外カードが多い
クレジットカードの支払いとして、ショッピング以外だと、飲食店や音楽・お笑いライブ等のチケット、ペット保険や公共料金、エトセトラ、et cetera、etc.って感じで、ネット通販以外の出費が多いので、とにかく還元率が高いカードをメインカードにする必要があった。
そして決めたカードが下記2枚
P-ONE Wizカード(メインカード1)
今回、検討の結果メインカードとして採用することにしたカードは、P-ONE Wizカード
還元率は1.5%(1%自動OFF + 0.5%相当のポイント還元)
最大の特徴は、利用金額から1%を自動オフしてくれること。
ちなみに、年会費もかからない。
メリット1:煩わしさがない
- わかりやすさ:ポイント計算が不要
- 即時性:還元を受けるまでのポイントの交換手続き不要
- 使い勝手:小額の買い物でも確実に還元(100円以上のみ)
- 幅広い対象:ほとんどの利用で1%オフが適用(一部例外あり)
請求時には差し引かれているので、現金キャッシュバックみたいなものだと思っている。
メリット2:ポイント還元もあり
P-ONE Standardカードにはないが、P-ONE Wizだと1%自動オフに加えて0.5%分のポイントも貯まるので、オススメ
ポイントはVポイントにでも交換したら良い
デメリット:初期設定がややめんどくさい
・リボ払い専用カード(設定変更で一括払いにする必要がある)
届いたら手続きする必要があるので、忘れないように注意
(リボだと年率18.00%の手数料がかかる)
・交通系電子マネーは還元対象外
・海外旅行保険等の付帯なし
デメリットというほどデメリットでもなく、対処可能なので気にする必要はない。
リボ払いは地獄なので、必ず手続きを忘れないように。
面倒な人は、P-ONE Standardにしたらいい。
P-one Wizははここから
ただ、交通系電子マネーでの還元と海外旅行保険等がないのは気になるので、メインその2に選んだカードも紹介する。
リクルートカード:(メインカード2)
PASMOチャージとホットペッパーやじゃらんなどでの利用を想定したカード。
通常還元率は1.2%
リクルートポイントの使用先はリクルートグループのサービスに限定されるが、dポイントやAmazonでの支払いにも使えるので、使い所に困ることはない。
p-oneとの比較で下記付帯保険もあるので、旅行にも使える。
・海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
・国内旅行傷害保険:最高1,000万円(利用付帯)
・ショッピング保険:年間200万円
交通系チャージは月間30,000円までしかポイント付与されない点に注意。
JCBカードだと、付与対象外だったり、還元率が低かったりするので、VISAかMasterカードの方がオススメ。
ただし、海外旅行中での海外利用手数料がリクルートカードは高めなので、海外利用時はJCB-WやP-ONEを利用する方向で考えている。
海外キャッシングの繰上返済については、EPOSやリクルート、JCB Wが対応が早いので、その辺も考慮して使用する予定。
リクルートカードはここから
一つ気になる点は、カード番号部分が凸凹していること。
結論、メイン2枚+サブ4枚構成にする
P-ONE Wiz:メインカードとして基本的にはこれで支払う。
リクルートカード:ICチャージ、ホットペッパー、主に旅行時に活用。
Amazon、楽天、PayPay、Olive:都度利用。
私はすでに複数枚持っていたので、追加で2枚増えるのはそれほど時間もかからなかったけど、数%のために面倒だと感じるし、ポイントを考えないで生きていくほうが余裕があっていい。
クレジットカードを複数枚持つ必要はないけれど、新規発行でポイントもらえるところも多いし、ポイントインカム、ハピタス経由でさらにキャッシュバックされるので、一枚も持っていない人ならリクルートカード1枚だけでも作るのをオススメする。
また、「クレジットカードを作るとお金を使いすぎちゃうかも」と言っている人は、現金しか使わない今、毎月どれくらい出費があるか把握していないからそう感じているのではないかなと思う、クレカを持っていようが持っていまいが、まず家計簿をつけることから始めたらいいと思う。それに、クレジットカードが増えても、支払い時にすぐ家計簿をつけていれば、毎月の出費は把握できるので、カードが多くても管理が大変ということはない。
とにかく、家計簿をつけることから始めよう!!
クレジットカードの発行は、下記ポイントサイト経由だとさらにポイントもらえるので下記もオススメ(面倒くさければ今までのリンクからそのまま作ればOK)
年内ではじめて、来年から習慣づけていけば良い2025年になるかと。