Oasis落選…チケット代の新しい使い方と次に向けた準備

2024年12月現在Oasisのチケットが取れなかった。

抽選販売、一般販売、未入金分の戻り分を狙ったけど、すべてダメだった。

今後は、公式リセールで購入するか、転売サイトで高値で購入するしか方法はない。

ただ、リセールは2025年9月から開始されるため、それまでは何もできない。

ふとした瞬間に襲ってくる「チケットが取れなかった」というモヤモヤした気持ちをこれからも味わうことになる。正直、かなりきつい。書いている今もきつい。

前を向くためには、チケット代で消えるはずだったお金で何か出来ないかを考えることしかできない。

この文章は、oasisに限らず、行きたい公演のチケットが取れなかったすべての人に捧げる。

貯金するだけではナンセンス

前提としてリセールや転売で買うために貯金しておくのは、チケットが取れなかった精神状態が保てないので却下。

条件として、チケット代はすでに手元から一度離れたものとして扱いたいので、その分を生活費に回すことはしたくない。

第一目標はモヤモヤを吹き飛ばすことだ。

まずは、今回使える金額の確認

今回のチケット代は下記のとおり。

2025年10月25日, 26日　oasis 東京ドーム（ ※ BOXシートは含まない）

土・日の両日行く予定だったので、

初日はVIP、2日目はSSのチケットを購入する予定だった。

合計108,000円＋手数料で、今回は11万円ということにしておこう。

11万円でなにができるか、何をするか

独断と偏見100％で検討した内容を挙げてみる。

①他のライブ等のチケットを購入する

11万円あれば、大抵のイベントには行ける。コンサートやお笑い、演劇など、テアトル新宿や下高井戸シネマに入り浸ることもできる。

ただ、行きたかったライブを他のアーティストのライブでカバーできるわけではない。。

Oasisのチケットが外れたからといって、ダウ90000のライブに行こう！とはならない。もし両方当たっていれば、どちらにも行っていた。

残念ながら、どちらも外れて（一般販売も）しまったので、ただただ悔しい気持ちしか残らない。

誕生日ケーキの予約ができなかったから、ケンタッキーチキンをたくさん買おう！というわけでもない。

どちらも食べたいのしそれぞれ別腹でいくらでも味わえる。

②経験のためのチケットを購入する

今度は、コストパフォーマンスを重視して「チケット」に絞って検討してみる。

ディズニーやユニバーサル・スタジオジャパンとかUFJとか、ジブリパーク、鹿児島水族館など体験型テーマパークのチケットを考える方向だ。

まず、ライブは大体1時間から長くても3時間程度なので、今回のOasisのチケット代を3時間あたりの料金に換算すると、下記のようになる。

各種テーマパークの料金

（土・日・祝日料金、12月の営業時間でフルで楽しんだ場合）

現在の東京都の最低賃金は1,163円なので、大体1日働けばどこへでも1回行ける。

今回の予算は11万円なので、どのテーマパークにも10回以上行ける計算だ。

特に、いおワールド鹿児島水族館は、日本に4つしかないジンベイザメがいる水族館にもかかわらず、1,500円で行けるのはすごい。しかも、年パスが3,000円で買えるのも大きなポイント。11万円あれば36年間楽しむことができる。コスパ最強だ。

37年間にしたければ、UFJに行ってもいい。

③最有力候補　旅行

モノとして残らないものとして、旅行の費用に充てて思い出を作るのも良いかもしれない。

11万円あれば、鹿児島にも行けるし、温泉も楽しめるし、美味しいご飯も堪能できる。
空港には無料の足湯もあり、ジンベイザメも見ることができる。
とにかく、旅行はお金がなくても行ったほうがいい。

「いつか行こう」と思っていても、実際にはその「いつか」は来ないかもしれない。だから、前もって行く日を決めておいた方がいい。

2025年の祝日に1日有給を加えることで、4連休以上作れる日程は下記の通り。
また、祝日に合わせて有給を4日使うだけで9連休になり、海外旅行にも余裕で行ける。

翌年の予定は年内に決めておくのがベスト。

年間の有給を使うタイミングを事前に決めておき、「連休延長有給」以外で使える有給の日数を把握しておけば、祝日がない月（6月・12月）に休みを取ることができる。

2025年は長期休暇（GW・夏季・冬季以外）を9月に有給5日使って11連休にする予定だ。

以上、浮いたお金でぜひ旅行に行ってほしい。

「いつか行く」＝「行かない」なので、勢いに任せて行ったほうがいい。
今が一番若いんだから、今行かないと後悔するかもしれない。

3週間前に急遽海外旅行に行くことを決め、その前に調べた情報が下記の記事にまとめてある。

④欲しいものを買う

チケットが外れた後、モヤモヤを解消するためにどうお金を使うかに戻る。
今回は11万円を基準にしているが、ほとんどのコンサートなどのチケット代は1万円程度になると思う。
1万円程度だと、近場の旅行くらいにしか行けないことが多いので、思い出を作るのではなく、モノを買って消化するパターンを検討する。
これは、前から予算的に買えていなかったものがあれば、思い切って購入するのもアリだ。

ただし、モヤモヤを解消するために何かを買おうと探して購入するのは避けたほうが良い。

例えば、仮にiPadを買ったとする
それって、結局YouTube見るだけの端末じゃないですか？
FireTVを買って大画面で見たほうが良くないですか？とかになりかねない。
無駄にだけをしないでほしい。

私も今、AirPods　MAXを買おうとしているが必死に抑えている。

いくらお金を使っても、行けない悲しみは消えない

そう、ただ我々は敗者なのである。

X（旧Twitter）やInstagram、Threads、ClubhouseなどのSNSで、チケットを持っている人の声を聞く度に（見る度に）、持たざる者の我々は深く心がえぐられる。
SNSなんて辞めてしまいたいと思うけれど、追加公演や追加座席の販売のお知らせがあるかもしれないと思い、ついチェックしてしまう。そして、その度に「もうどうでもいいや」という気持ちになる。

一般発売でsorry piaを眺め続けた我々は敗者なのか。

「予定枚数終了」と記載されているページを何度も何度も更新し、淡い期待を込めてスクロールしてみると、濃い文字がある！？と思ったら、

2025/10/26(日) 17:30 開演 ( 15:00 開場 )と書いてあるだけのページを何度見てきたことか。

もう、こんな気持ちは嫌だよな。
さぁ、ここから、長い前置きは終わりにして、本題に入る。

最終的に勝てば良いんだよ。

今、チケットは手に入らないが、後でも買うチャンスはある。

これから期待するのは、注釈付きチケットやリセールを待つことだと思う。

ただ、それはあくまで希望でしかなく、その時に買える確証なんてない。

それでも、まだ完全に無理だと決まったわけではないので、悲観しすぎるのは良くない。

来年の10月まではまだまだ時間があるから、ここで悩んでいる場合じゃない。

今チケットがないからこその利点

チケット所持者と我々、チケット難民とでは、我々にしかない利点がある。

改めて、Oasisの日本公演は2025年10月。

チケットの発表があったのは11月20日頃、最初の支払いが11月30日、次は一般販売が12月7日頃（支払い方法等により変動あり）。

発表から支払いまでのスパンが非常に短かった。

これにより、正直VIP席で行きたかったが、SS席やA席にせざるを得なかった人が多いだろう。

一方、我々は来年9月のリセール等で、チケットを選ぶことができるという利点がある。
チケットの値段もわかっている今、これから毎月1.5万円を貯めれば、両日共にVIP席にすることができる。

転売チケットは別として、需要があるからといって公式リセールのチケット代が高くなるわけではない。

公演の1ヶ月前に支払えばよいお金が、今手元にある（私の場合は11万円）。

お金の価値は現在が一番高い。

理由は下記。

投資の機会
現在のお金はすぐに投資や運用に回すことができる。例えば、100万円を今すぐ銀行に預ければ、1年後には利息がついて101万円になるかもしれない。

インフレの影響
時間が経つにつれて物価は上昇する傾向にあり、今の100円で買えるものが将来は120円になっているかもしれない。
これは実質的にお金の価値が下がることを意味している。
例えば、うまい棒ですら値上げしたし、自動販売機の飲み物も気がついたら180円になっている。
繰り返すが、今月支払おうが来年9月に支払おうがチケット代は変わらない（手数料は別として）

そうなると、今の方が価値が高いお金を自由に使える我々の方が明らかに有利である。

そして、これから勝者ルートを紹介する。

まずは、今回支払う予定だったチケット代（11万円）を投資に回す。

この11万円を来年9月までに増やすことが、我々のもやもやを完全に消し去る方法である。

まず、大前提として、この元本は絶対に0にしない。

そのため、宝くじを11万円分買うとか、ギャンブルにすべてを注ぎ込むようなことはしない。

狙うのはIPO投資だ。IPOについての詳細は調べてもらいたいが、簡単に言うと、上場前の割安な価格で株式を購入し、上場後に売却して利益を得る投資方法だ。

NISAの成長枠を使えば、非課税で購入できる点も魅力だ。

なぜIPO投資を選ぶのか、その理由は次に述べる。

メリット①初値売りで高確率で儲かる

2024年現在、IPOの平均利益は45,941円。

例えば、東京メトロの場合

公開価格：1,200円

初値：1,630円

差額：1,630円 - 1,200円 = 430円

東京メトロの売買単位は100株なので、100株分の初値売り利益は43,000円となり、SS席のチケット代も余裕でカバーできる。

さらに、5万円ほどで購入できるIPOもあるから、安心して投資できる。さらに回せる。

メリット②元本が0にはならない

現在まで、2024年のIPO市場で全71社の新規上場企業のうち、約74.6%の企業が初値で上昇し、約25.4%の企業が初値で下落した。
約3割は下落したが、公開価格にもよりマイナスが痛い場合もあるが、元本が0になることはまずないので、安心して欲しい。

詳細については、IPOに関する情報をまとめているブログなどがあるから、それらを参考にしてみると良い。A・B・C等で評価してくれているので、知識がなくても大丈夫。危ないものは申し込まなければOK。

唯一のデメリット：当選しない

そう、当たらない。ここでも当たらないのだ。

そのため、複数の証券会社を開設して応募しまくる方法もあるが、証券口座にお金を入れておく必要があるので、資金力が必要になってくる。とはいえ、今回の分で大丈夫なはず。

また、IPOだけではなく、個別株で下がっていたら買い、高くなったら売っていく方法もある。多少勉強が必要になるが、大丈夫。いくらでも勉強できる場所はあるし、私も今年の1月に株やNISAについて勉強したばかりだから心配いらない。

証券口座はとりあえず、楽天証券かSBI証券を開設しておけば良い。

悲観しないで頑張っていこう

今ある資金を有効活用していくしかない。
最終目標は、今回の資金（11万円）を2025年の9月までに増やすこと、倍にできれば最高。
とにかく増やしつつ、備えていくことで、VIPの最前列など、多少高くても買える資金を増やしていけばいい。
そう、転売ヤーから買うことで、良い席を手に入れることができるかもしれないから。
我々はまだ負けていない。
憎むべきは転売ヤーであり、当たった人を恨むべきではない。
そろそろ前を向こう。

俺らは、rock 'n' roll starなのだから。